今話題のROEについて② [投資・ビジネス]
こんばんは、りりぃです。
昨日はJPX日経400指数からROEの簡単な説明をしてみました。
昨日書いた通り、日本の企業は欧米の企業と比較して、ROEが低い傾向にあります。よって、その低ROEは海外投資家が日本企業を投資対象としてみた際に、マイナスポイントすることが多いのです。
なのでJPX日経400指数が導入されることによって、日本企業の経営者がROEを今よりも重視して、経営を行うことになれば、海外投資家の評価が改善されるのでは、とマーケットでは期待されているわけです。
また、日本の公的年金がROEを意識した投資を実際行うならば、そのメッセージ性は強いですよね。
では、実際にROEをどう投資に活かすかについて意見を書いてみます。
個人的に一番大切なことは、ただ現時点においてROEが高い企業を狙えばいいということではないことです。
過去のデータを見ていただければわかるように高ROEの企業は長く収益率を保つことができない、平均回帰性があるということです。
また、高ROEの企業は優良企業としての期待が高い分株価の材料としてはネガティブに反応する材料が多いということもあります。
まとめると、ROE投資は
○足元の高ROEを維持できそう
○現在低いROEの改善が期待できそう
の2点が重要だと言えると思います。
ROEの予想能力が投資リターンを決めるとかっこつけたところで、今回は終わらせていただきます。
りりぃでした。
タグ:ROE JPX日経400
2014-01-19 23:05
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